私と場面緘黙症

いつも大人の大きな背中の後ろに隠れてオドオドしている。

 


小さい頃の私はそんな子供でした、

 


両親や祖父母など慣れた大人とは普通に会話ができる。(寧ろうるさいくらい)

 


でも、1歩外に出て知らない人に囲まれると、身体が石のように固くなって声を発することも出来ない。

 


大人になって、場面緘黙症という病気がこの様な症状に当てはまることを知りました。

 

 


とはいえ、私の症状は軽度だったと思います。

 


何故なら、決められた言葉は発することが出来たし、音読も合唱も問題なくこなせていたから。

 


ただ、自由度の高い事になると途端に声を発することが難しくなり、頭の中が真っ白になって会話の途中でフリーズしたりしていました。

 


また、話せないだけではなく、場の状況が読めないとその場で固まって動けなくなってしまう緘動のような症状もありました。

 


大人になった今でも自由度の高い雑談などは大の苦手で、カンペを作ったり、頭の中で何度もイメージトレーニングをかさねて予め話す内容を準備しておかないとお話することが出来ません。

 

 


私が人と上手くお話できない理由は、場面緘黙症だけではなく発達障害の特性や語彙力のなさも影響していると思います。

 


発達特性は生まれつきのものなのでしょうがないですが、このブログで語彙をアウトプットして自分の気持ちを言語化する練習は出来ると思うので、まずはどんな些細なことでも日常の出来事をこのブログに更新していけたらと思います。

 

 


では、今回はこの辺で。